2025/06/25 17:36
コーヒーをもっと楽しみたい。
そんなふうに思ったとき、「豆の種類」や「焙煎度」だけでなく、“精製方法”にも注目してみると、ぐっと面白くなります。
今回は、奈良・香芝の自家焙煎コーヒーショップ「コトブキさんのコーヒー屋」でも取り扱いのある、2つの代表的な精製法——
ナチュラル(Natural)とウォッシュド(Washed)についてご紹介します。
コーヒーの“精製”とは?
収穫したコーヒーチェリー(果実)から、飲む部分である「生豆(種)」を取り出す工程を精製(せいせい)と呼びます。
精製方法の違いは、最終的な味わいや香りに大きな影響を与えます。
つまり、「ナチュラル」か「ウォッシュド」かで、同じ産地の豆でも風味がまったく変わることもあるのです。
ナチュラル精製(Natural)
ナチュラルは、収穫したチェリーを果肉ごと天日干しし、乾燥させたあとで豆を取り出す方法です。
水をあまり使わず、乾燥に時間と手間がかかりますが、果肉の甘みや香りが豆に移りやすいのが特徴です。
フルーティーで甘みのある風味
☑ ワインのような発酵感や複雑さも
☑ 個性的で“遊び心”を感じるコーヒー
奈良・香芝のコトブキさんのコーヒー屋でも、ナチュラル製法の豆は「香りが華やかで楽しい!」と人気です。
ウォッシュド精製(Washed)
一方のウォッシュドは、果肉を取り除いてから水に漬け、発酵と洗浄を経てから乾燥させる方法。
工程がしっかり管理されている分、風味がクリアで安定しているのが魅力です。
☑ すっきりとした味わい
☑ 酸味が明るく、バランスが良い
☑ 「雑味が少なくて飲みやすい」と感じる方も
産地ごとの味(テロワール)をストレートに楽しみたい方には、ウォッシュドがおすすめです。
奈良・香芝でコーヒーをもっと楽しむために
精製方法を知ることで、同じ「コーヒー」という飲み物がこんなにも違うのかと驚くはずです。
奈良・香芝のコトブキさんのコーヒー屋では、ナチュラルとウォッシュド両方の豆を取り扱っており、飲み比べも可能。
例えば、エチオピアのナチュラルはベリーのような香りが立ち、グアテマラのウォッシュドは柑橘系の爽やかさが引き立ちます。
初心者の方も、まずは「これはどんな精製法なのか?」を知るだけで、選び方や味わい方が変わってきますよ。
まとめ:精製方法が、味の“性格”を決める
-
ナチュラル → 甘くフルーティーで個性的
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ウォッシュド → クリーンでバランスの取れた味
どちらが良い・悪いではなく、好みや気分に合わせて楽しめるのがコーヒーの奥深さ。
奈良・香芝で、あなただけの「お気に入りの精製法」を見つけてみてはいかがでしょうか?
コトブキさんのコーヒー屋(奈良・香芝)では、全てスペシャルティコーヒーを使用しており、精製方法にこだわった豆をご用意しています。
ぜひ、精製法ごとの風味の違いを体験しに来てくださいね☕️