2026/05/10 12:16

パプアニューギニア
“マッドマンコーヒー” 入荷しました☕🔥


パプアニューギニア東ハイランド州・アサロ町。
コーヒーの生産地としては、まだあまり馴染みのない地域かもしれません。


標高の高い山岳地帯に位置するこの地域では、昼夜の寒暖差と豊かな自然環境の中で、個性豊かなコーヒーが育てられています。

今回入荷したのは、そんなアサロ町で生産された希少なビレッジロットです。


このコーヒーの名前は
“マッドマン(泥男)コーヒー”


少し不思議な名前ですが、実はこの地域に古くから伝わる「泥男伝説」が由来になっています。



昔、アサロの人々は他民族との争いの中で暮らしていました。

ある日、強い民族に襲われた村人たちは泥の中に身を隠し、敵が通り過ぎるのをじっと待っていました。


そして突然、全身泥まみれの姿で飛び出し敵を驚かせ、無事に撃退した――。


消えたはずの村人の代わりに、泥のお化けのような姿の人々が現れたことで、敵は恐怖に包まれ逃げ出したそうです。


そんな逸話から、彼らは“マッドマン(泥男)”と呼ばれるようになりました。


今回のコーヒーを生産しているのは、「シウェットプランテーション(Siwet Plantation)」という農園。

1953年に開かれた歴史ある農園で、設立者はマッドマンの血を引く民族の勇敢な戦士だったと言われています。


現在の農園主は、その孫であるピーターさん。




パプアニューギニアでは、多くの民族が共存しており、農園運営も簡単ではありません。

土地や農園を維持するためには、周辺民族との信頼関係や強いリーダーシップが必要だと言われています。


そんな中、ピーターさんは自ら農園で働き、人々をまとめながら品質の高いコーヒーづくりを続けています。


丁寧に剪定されたコーヒーの木、しっかり管理された土壌、手間を惜しまない農園づくり。

そうした積み重ねが、このコーヒーの味わいにつながっています。


当店では、このマッドマンコーヒーを深煎りで仕上げました。


ビターチョコのようなコクと甘さ、香ばしいナッツ感。

しっかりとした飲みごたえがありながら、どこかやさしさも感じる味わいです☕


深煎り好きの方にはぜひ一度試していただきたい一杯。


コーヒーの味わいだけでなく、その土地の文化や人々のストーリーも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです🌿